モハンマド久美子の料理教室・本などについてのページ

ハラール対応のレストランです

◆インド料理屋に、インド人シェフはいない!?

最近、日本中にインドレストランを見かけますが、そのほとんどがネパールカレー屋さん。
しかしフンザは違います!
本場インドで10年以上修行を積んだ正真正銘のインド人シェフが心を込めて本物の味を提供します!
"日本のリトルインド葛西"で一流の味をお楽しみ下さい。

◆インド料理屋でビーフやポークのメニューがないのはなぜ!?

皆さん定番のチキンカレーやキーマカレー、マトンカレーですが日本のカレーでポピュラーなビーフカレーやポークカレーがないですね?
なぜでしょうか?
まず牛肉ですが、ヤギより大きな動物を食べない習慣があるそうです。
次に豚肉ですが、インドやパキスタンに多いイスラム教徒にとって禁忌に当たるからです。
以上の理由により、インド料理屋ではビーフもポークもメニューにありません。
インドは大きな国ですから色々な宗教の方がいるので仲良く暮らす為に蜀時にもお互いに配慮しながら共存しているのですね。
そんな訳で、様々な国の方が来店する当店フンザでも宗教に配慮し、牛肉や豚肉を使わないことはもちろん、チキンやマトンも清潔に処理したハラール肉を使用しているので、一般の皆さまも安心しておいしい料理をご堪能下さい!
※インドのマクドナルドでもビーフバーガーはありません!(これは本当です)

◆ビリヤニの正しい食べ方!?

最近インド料理でブームになっている"ビリヤニ"ってご存知ですか?
薫り高いインドの長粒米・バスマティライスと、スパイシーなカレーを鍋の中に何層にも重ね、じっくり蒸し上げた手間ひまかかったイスラム料理です。
さて、このビリヤニですが、具のバリエーションがいくつかあってポピュラーな骨付チキンや、現地で人気の高いヤギマトンがゴロゴロ入っていますので、食べ方に注意が必要です!
現地の人がビリヤニを食すのに、フォークやスプーンを使う人はいません!
食事の作法として、不浄な左手は使わず、神聖な右手で食す・・・そう、手食(てしょく)です!!
器用に肉を骨から取り外し、パラパラのライスと肉を握りしめ、おもむろに口に運びます。
人差し指・中指・薬指の3本で食べ物をすくい、親指を上手に使って口にライスを運んだら至福の味がお口いっぱいに広がります!
ビリヤニには、塩味ヨーグルトに刻んだキューリや玉ねぎが入った"ライタ"と呼ばれるソースが必ずついてきますが、途中これをビリヤニに混ぜ込み、口に運べば先ほどまで鼻に爽やかに抜けていた味の変化を楽しみながらビリヤニを頂きます。
もちろん、日本の方はフォークとスプーンを使って食べて下さい!!
バスマティ米がふんわりソフトな食感で、ペロリと食べてしまいます。

◆ハラール食材って話題ですが何ですか!?

来たる2020年東京オリンピックが近づくにつれて何かと"ハラール"という言葉を耳にします。
ハラールとは、イスラーム法で合法であること、その他は健康的、清潔、安全、高品質、高栄養であること。
フンザではお肉はハラール処理したものを使うことはもちろん、他の食材も豚由来の成分が入っていないものを厳選し、添加物や化学的なダシを一切使わず、すべてシェフが手間ひまかけた本物の味を提供しています。
つまり、ハラールとはイスラム教徒にとってのみ良い物ではなく、全ての皆様にとって健康的で良い食べ物であると言えますね。

  • 名前:モハンマド久美子
  • 大学時代インド料理屋に目覚め、食べ歩きにはまり、すっかりインド料理のとりこになる。
  • 2000年
    初渡印。半年間インドの家庭にホームステイさせて頂きながら、家庭料理のいろはを学ぶ。
    半年間の滞在の中で、ただ一度も肉のカレーにありつけることができず、半ば諦めていたが、意を決してホストファミリーに伝え、ようやく最終日に一度だけ念願だった本場のチキンカレーを食べて帰国。
    以来、たった一度のチキンカレーを再現するべくインド料理の研究がスタート!!
  • 2001年〜2002年
    パキスタンやアラブ首長国連邦などを訪れ、カレーの研究を続ける。
    神保町の某有名インドレストランのシェフ(当時)のアシスタントとしてTV番組や雑誌インタビューなどのお手伝い。
  • 2003年
    インド料理好きが高じ、なぜか!?パキスタン人と結婚。
    印パは敵対国にあるが、もともと同じ国だったこともありパキスタン料理もいわゆるカレーですが、イスラム教徒が多い国の為、インドと違い肉々しいカレーも数々あり、結婚後は興味をもって、家庭の料理を学びました。
  • 2006年
    二人の子供に恵まれてからは、主人の国・パキスタンで暮らしていたり、毎年里帰りする度に長期滞在だったので、義母や義姉達、親戚から料理や文化を学ぶ機会に恵まれました。
  • 2014年
    生まれ故郷・江戸川区葛西にて、スパイスカフェ・フンザを開店。
    数あるインドレストランの中でも、本物を提供する店として数々のTV番組に取り上げられ、人気の店になっている。
  • 2015年
    ご縁がきっかけで生活協同組合の組合員さん向けのインド料理講座の講師としてインド料理を教え始める。
  • 2016年
    毎月のような生協の組合員さん向けインド料理講座の依頼を受け、インドの家庭料理を広める日々。
  • 2017年
    1月より東京・月島の某所にてインド料理教室が始まります!
    只今、日程・メニューなど最終の打ち合わせ中ですので決定次第こちらでも発表していきます!
    インドの家庭料理を始め、プロ料理も研究中!!
    モハンマド久美子のインド料理講座に乞うご期待!!